シンガポールの発展はいつまで続くか

東南アジアの勝ち組国の筆頭は当然のことながらシンガポールです。

この結論には、みなさん納得なのではないでしょうか。

シンガポールは1965年にマレーシアから独立を果たします。
ブミプトラ制度というマレー系住民を優遇するマレーシアでは、中国系の権利はマレー系に比べ弱く、それを不満にもつ中国系住民が反発し多結果、半ば追放という形で現在のシンガポールにおいやられ都市国家として独立を果たしました。

そこからは、シンガポールの快進撃の始まりであり、自由貿易をかかげるシンガポールはマラッカ海峡を通行する輸送船の中継地点となり、大きな発展を遂げていきました。
また、汚職が少ない点、一党独裁のため政治的に安定している点、英語が通じる点が評価され、世界各国の企業が東南アジアにおける本社機能をおいたため、成長の勢いにますます拍車がかかりました。

こうして、東京23区と同じ大きなの面積しかもたない島国が驚異的発展を遂げたのです。

現在の一人当たりのGDPは50000ドルを超えており、日本のそれを凌駕します。
また、治安が良く、相続税もかからないため、富裕層の移住地としても人気となっています。

そんなシンガポールですが、電力と水についてまかなう施設がないため、すべてマレーシアからの輸入に頼っています。これは、シンガポールのかかえる唯一の弱点と言えるべき事象です。
やはり、国の面積が限られており、こうした大規模の敷地を要する施設の建設は厳しいと思われます。

さて、そんなシンガポールの成長ですが、これまでの成長率を維持していくのは難しい状況です。
シンガポールはもはや成熟した先進国家です。平均年齢もあげってきており、今後は労働力が豊富な、インドネシアやその他東南アジア諸国から激しい追い上げを受けると予想されます。

そのため、シンガポールに投資するよりはほかの東南アジア諸国に投資するほうが賢明といえます。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック